不動産担保ローン関連用語

リーシング(テナントリーシング)

リースと言うと、車やコンピューターを思い出しませんか。通常のリースは、車やコンピューターを使用したい企業が、そこにリース業者の利益が載っているにせよリース料を支払うことによって、初期投資のキャッシュフローを抑えたり、わずらわしい固定資産管理(減価償却など)がなくなるので、多くの企業が利用しております。
不動産業務で言うリーシング(テナントリーシング)とは、新規のテナント(店子のこと)を探してくる営業活動のことであり、ビルの空室にテナントを誘致し、ビルの稼働率を上昇させるという不動産経営の中でももっとも重要な位置を占める業務(空室対策)なのです。

というとリーシング(テナントリーシング)って、単なる不動産賃貸業務のこと?
どちらかと言えば、リーシング(テナントリーシング)とは、旧来の不動産屋さんのように単に賃貸物件を探している店子さんが来店するのを待っているのではなく、「商業施設の企画開発、運営、物件やマーケットニーズ、テナントニーズ等をきちんと見極めた上で、マーケティング財務などの経営判断に基づき、適切なテナントを誘致する計画を立て、実行する業務」のことなのです。

そのため、リーシング(テナントリーシング)を実行するためには、最初にエリアマーケットを徹底的に調査・分析します。マクロデータ(賃貸市場)とミクロデータ(その物件の特性)という2つの大きな観点から調査分析を行い、戦略を策定します。

またテナント側も近年、物件に求めるニーズが多様化していることから、適確なテナントニーズを把握することもリーシング(テナントリーシング)には大変重要なこととなります。

以上のように、リーシング(テナントリーシング)とは単なる不動産賃貸業務のことではなく、そこにコンサルティング的な業務が加わったものと考えれば良いと思います。