不動産担保ローン関連用語

SRC造(鉄骨鉄筋コンクリート造)

ビル

鉄骨の骨組みの周りに鉄筋を配し、その周りに型枠を組んでコンクリートを流し込み一体化させた構造方式。

鉄骨造の骨組みのもつ粘り強さと、変形しにくい鉄筋コンクリート造の構造特性を生かした合成構造です。耐震性に優れ、鉄骨がコンクリートで覆われていることから耐火性も備えています。S造RC造と比較すると同じ断面積では最も強度が強く、柱や梁の断面寸法を小さくすることができます。主として7階以上の中高層建築物に用いられるが、超高層建築物にSRC造が用いられることはなくS造かRC造です。(超高層建築物の下層階にSRC造が複合的に用いられることはあります。)

RC造に比べコストが高価だが、性能が比例的でなく、近年では採用されることが少ない。鋼管の中にコンクリートを充填した鋼管コンクリート(CFTという)もSRC造の一部であるが、おそらく今後はCFTを除けばSRC造の建築物は更に少なくなると思われます。

< 長所 >
  • S造やRC造に比べ耐力及び粘り強さが大きく耐震性に優れています。
  • S造に比べ地震や風による横揺れや変形が小さく居住性がよい。
  • 鉄骨がコンクリートで覆われていることから耐火被膜が不要。
  • RC造に比べ大スパンが可能です。
< 短所 >
  • 建物の自重が他の構造に比べ重い。
  • 施工が複雑で工期が長くなります。
  • 工事費が他の構造に比べて高くなります。

«月刊 不動産 2012年5月号より»