不動産担保ローン関連用語

過失

(1)民法などの私法上、注意をしたら一定の事実を認識し得たのに、不注意で認識しない心理状態、又はその結果回避できた事態を回避を怠ったことを云います。「故意」に対する語です。債務不履行や不法行為の要件として重要です。債務不履行責任は債務者に過失等がなければ生じないものとされています。民法709条で「故意又は過失によって他人の権利又は法律上保護される利益を侵害した者は、これによって生じた損害を賠償する責任を負う。」と規定しています。

(2)刑法では、行為者が不注意によって犯罪事実の発生を防止できなかった落度のある態度を指しますが、過失の処罰は例外となります(刑法38条)。業務上過失というのは、業務者がその業務を普通になすべき注意を怠った場合の過失です。

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