不動産担保ローン関連用語

斜線制限

都市の地価は都心に近くなるほど高く、したがって土地を効率よく利用しようとする傾向が強まります。そのため、道路などの敷地の境界に沿って高層建築が建ち並び、日照、採光、通風、美観などの点で都市の環境は多分に損なわれる恐れがでてきます。それを防止するため、建物の高さについての制限が地域地区ごとに行われています。この考え方は、建物の高さを、前面道路の反対側の境界線、建物の北側の境界線、隣地との境界線などから引いた一定の斜線以内に、建築可能範囲を斜めに規制しようとするもので、斜線制限といわれるものです。内容は、建築物の各部分の高さを、(1)前面道路の反対側の境界線までの水平距離に一定係数を乗じたもの以下に抑える(道路斜線の制限、(2)方向を問わず、当該部分から隣地境界線までの水平距離にある係数を乗じ、それに一定数値を加えたもの以下に抑える(隣地斜線の制限)、(3)特定の地域内においては、当該部分から前面道路の反対側の境界線または隣地境界線までの真北方向の水平距離にある係数を乗じ、それに一定数値を加えたもの以下に抑える(北側斜線の制限) 、というものであります。