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環境権

写真イメージ:環境環境権は認められるか。環境権の憲法上の位置付けが問題となる。まず、環境権とは良好な自然ないし人工的環境を享有する権利であり、憲法13条の幸福追求権の一内容として保障されると解する。なぜなら、良好な環境を享有することは人格的生存に不可欠だからである。さらに、憲法25条の生存権によっても保障されていると解する。なぜなら、環境権は環境を保全することによって人の生命と健康を保持し、人間らしい生活を営むことを可能にすることを要求する社会権的側面をも有する権利であるからである。したがって、環境権は憲法13条と25条によって二重に保障されている。しかし、環境権の概念は未だ不明確で抽象的である。すなわち、憲法25条に含まれる権利として位置付けた場合、これを具体的権利として位置付けることは困難であり、憲法13条によって位置付けた場合であっても、それだけでは権利内容は不明確である。したがって、環境権は具体的権利性は認められず、環境権に基づいて損害賠償や差止めを求めることはできない。